大型車両利用可能

2020年12月23日

大型車両利用可能物件とは

事業用物件・貸倉庫物件には、多種多様な種類の物件が多数存在します。

その中でも、とりわけ貸倉庫物件を探すポイントとして取り上げられる点は、この大型車両の進入が可能かどうかという点です。

事業用物件・貸倉庫として、不動産物件が希望条件を満たしている場合でも、業務として行なう事ができるのかどうかというのが荷物などを持ち込む場合の大型車両(大型トラック・コンテナ車など)次第という事が多いです。

特に運送会社などの車両置き場や配送の中継点などの場合に注意しなくてはならない点です。

大型車両として気にしなければならない車両

大型車両として気にしなければならないポイントはいくつかあります。

分かりやすい点であれば、貸倉庫物件前の前面道路に車両規制があるかどうかです。道路幅的に大型車両が通行できそうであっても、積載3t規制などがあれば、3t車以上のトラックの進入が行なえません。

一般的な考え方ではありますが、貸倉庫物件の建物サイズが大きくなればなるほど、道路幅も概ね広い場所が多くなりますので、それほど気にする点ではありませんが、貸倉庫物件の建物サイズが小さくなればなるほど、必然的に道路幅も狭い立地になり得る可能性があります。

そうすると、特に道路幅や通行許可が取得できる場所なのかどうかを精査する必要があります。

※但し、所轄警察署への届け出を行ない、承諾・認められれば通行許可証を発行してもらえますので通行可能となります。

よって、貸倉庫への荷物の搬送に利用するのが、各運送会社という事であれば、個別配送に利用されるトラックは概ね2~3t車になる事が多いですが、まとまった荷物を搬送する場合は4t車以上の場合もあるので注意が必要です。

■ 積載3t車以上のトラックなどを利用する場合は、貸倉庫への進入が可能な道路なのかを調べる必要があります。

大型車両の進入が可能な場合でも注意すべき点

道路的に大型車両が進入できる物件であった場合でも、前面道路幅がそれほど広くなかったり、荷下ろしの駐停車が行ないにくい物件もあります。

あと10t車の進入が行なえても、40フィートコンテナ車の進入が出来ないケースもあります。

理由としては、大型車両の転回が行なえるかどうかという点です。

貸倉庫の敷地内である前面空地が広ければ、その敷地内にて大型車両の転回を行なう事も出来ますが、敷地内の前面空地が広くなければ、前面道路での簡単な積み下ろしができるかどうかにもなります。

大阪近郊での大型車両を利用する業務内容の貸倉庫物件探しは、どうしてもこれらの点に注意し、物件探しの大前提条件据えておく必要があります。

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