1階貸店舗・事務所・倉庫

2021年1月8日

1階貸店舗・事務所・倉庫とは…

1階貸店舗・事務所・倉庫というカテゴリー物件の多くは、駅前ビルやマンションなどの1階部分が多く占めますが、貸店舗として利用できる場合は、基本的に賃貸条件の設定賃料などが高いです。

設定賃料が高い理由は、顧客を呼び込むことが出来る立地という点がありますし、そのような立地となれば、賃貸人が支払っている固定資産税が高い事が理由となります。どうしてもこれらのバランスは必要不可欠であります。

例えば、大阪では、新御堂筋沿い(心斎橋付近)にある高級ブティックが入居しているような場所の場合は、賃料設定坪単価が50,000円ぐらいになっているところもあります。その理由は、店舗としての立地が非常に良いという点もありますが、所有者としては固定資産税の額が高い為、どうしても収入となる賃料設定を高くしなければならないのです。

よって、1階貸店舗物件を求める場合、業務内容や顧客層などを含めたマーケティングを行なって頂き、賃料としての固定費が事業計画に見合っているのかどうかを検証する必要があります。

賃借人である借主は、どうしても自己主張のみを掲げる場合、良い立地の店舗物件を出来るだけ安い賃料で借りたい…と望んでいるとは思います。しかしながら、そのような物件の場合は、誰しもが借りたいのです。よって、そのような空き予定物件の発生は非常に難しいのです。

特に貸店舗物件の場合であれば、スケルトン状態での引渡が一般的です。

1階貸店舗を求める場合は、立地・賃料・改装費などを綿密に計画を行なう必要があります。